レンタカーを借りてから返却するまでの大まかな流れを確認!
レンタカーの存在はよく知っているし乗ったこともある、でも自分で借りるのは初めてという方、ちょっと不安ですよね。とくに旅行先の知らない土地で借りるとなると、緊張もひとしおかもしれません。リラックスしてレンタカーを利用できるよう、大まかな流れについて今回は解説します。意外と簡単にできるため、ぜひチャレンジしてみてください。
レンタカーを借りるまでの流れ
突然店舗に行って車を借りられることもありますが、確実に利用できるよう、予約しておくのがおすすめです。年末年始や学校の長期休みなど、利用者が多そうな時期はとくに前もって予約しましょう。だいたい3か月前から予約を入れることができますよ。
予約時は、インターネットサイトから利用人数や荷物の量、子どもの有無など回答していきます。そのあと利用予定日を入れ、レンタカーの内容を選びます。値段だけでなく車種やキャンペーンなど、細かい情報が異なっていますから、隅々確認して選びましょう。最後に電話番号など必要な情報を入力して、予約完了です。
それでは、ここからは予約日当日の話です。まずはもちろん、レンタカー屋さんに出向いて手続きをしなければいけません。必要な身分証の提示・必要事項の記入があり、借りるにあたっての説明を聞きます。
緊急時の対応の仕方や詳しい補償内容、返却前のガソリン給油が必要かどうかなど、気になっていることはここで解消しておいてください。オプションでプラスの補償をつけられるので、「普段慣れていない車を運転するのは不安…」という人は、考えておくとよいですよ。
手続きを終えたら、次に利用する車のチェックを行います。店舗のスタッフさんと、車体に傷などついていないか見ていきます。ここで発見できた傷について、もちろんみなさんが責任を負うことはありません。
ただ、この時点で傷やへこみをスルーしてしまった場合、車を返却する際に「自分がつけた傷じゃない」と証明できないですよね。自分が原因ではないにも関わらず、修理代を払うことになってしまうかもしれないため、チェックは念入りに行ってください。
見た目の傷だけではなく、ドアや窓、シートベルトなどがちゃんと機能しているかも確認するとよいですよ。これが終わったら、お支払いをして貸し出し完了です。
レンタカーを借りる際に用意するべきもの
レンタカー屋さんに行く前に確認しておきたいのが、車を借りる際に必要な持ち物です。利用するお店によって内容は異なりますので、事前予約時に確認を入れておくのがよいでしょう。
ただ、どんなお店でも絶対に必要な持ち物が一つあります。お分かりかと思いますが、運転免許証は必ず持参しなければなりません。一番大事なものと分かっていても忘れる人はいますから、家を出る前に最終チェックしましょう。
それから、レンタカーはほぼ、借りる時に利用料金を支払いますから、現金かクレジットカードは用意しておく必要があります。ちなみに現金で支払った場合、免許とは別に本人確認書類を求められることもありますので、その点も注意が必要です。パスポートや保険書、公共料金の領収書、年金手帳でもOKです。
また、高速道路に乗るのであればETCカードを、免許を取ってから1年たっていない方は初心者マークを、それぞれ準備しておくとよいですよ。あとは、運転時に眼鏡やコンタクトレンズを使っているという人は、それがないと運転できませんので、忘れないよう気を付けましょう。
レンタカーを返却する流れ
レンタカーを使い終えたら、最後は返却です。通常利用であれば、車を借りた営業所に車を戻します。ワンウェイで乗り捨てする場合には、出発時とは異なる営業所になりますが、返却作業は同じです。
店舗に行く前に、ガソリンを給油します。レンタカー屋さんになるべく近いガソリンスタンドに立ち寄り、満タンまで給油します。そこから営業所まで走らせなくてはいけないので、もちろん返却時にはちょっとガソリンが減っていることになりますが、この点は気にしなくて大丈夫です。
だいたいですが、5kmくらいは走っても追加料金を請求されることはないようです。給油をしていない、または給与後にたくさん走ってしまった場合には、追加で支払が発生しますので、注意してください。この点が煩わしいと感じる人は、給油しなくてよいプランも会社によってはありますので、こちらを選ぶとよいでしょう。
忘れ物がないように車を降りたら、最後に借りた時と同様、傷がないかのチェックを受けます。もしここで何か問題が発覚すれば追加料金を払うこととなります。返却予定時間を過ぎても超過料金がかかりますので、早め早めに行動・返却しましょう。
このように、レンタカーは簡単に利用できます。予約サイトを見てみると、借りられる車やパッケージが掲載されていて、イメージもわきやすいと思われるため、覗いてみるとよいですよ。車があれば行動範囲もグッと広がり、好きなようにプランニングができます。ぜひ気軽に利用してみてください。