レンタカーの費用を安く抑えるテクニックを知っておこう!
みなさんはレンタカーを利用することがありますか?よく利用されている方、そうでもない方、いろいろといらっしゃるのではないかと思います。「レンタカーは高いなぁ」と感じる方も多いかもしれません。しかし、ちょっとしたテクニックでレンタカーの費用を安く抑えることができます。今回はレンタカー費用を安く抑えるテクニックについて余すことなく解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
レンタカーの利用にかかる費用の内訳
レンタカーの会社によって多少異なりますが、基本的なレンタカー費用の内訳を紹介します。見積もりを作成してもらった際に費用の内訳を確認しておきましょう。
■基本料金
各車両に決められている、最低限必要になる費用です。レンタカーは軽自動車から普段乗ることができない高級車まで、さまざまな車種が揃っています。軽自動車の基本料金は割安ですが、車の大きさや排気量が大きくなると割高になります。
■保険料
基本料金の中には自動車損害保険と自動車損害賠償責任保険が含まれています。レンタカーをぶつけてしまったときや人身事故を起こしてしまったときに適応される保険となります。以下が主な保険内容となります。
・対人補償:無制限
・対物補償:2,000万円~無制限
・車両補償:時価額
・人身傷害補償:3,000万円
■オプション料金
レンタカーを使用する際、追加料金を支払うことで必要に応じてオプションを追加できます。各社によってオプション内容は異なりますが、主なオプション内容を以下に紹介します。とくに運転に自信のない方や、もしものときに備えておきたい方はオプションで保険を追加するのもよいでしょう。
・ETCカード
・スタッドレスタイヤ
・カーナビゲーション
・スノーキャリア
・チャイルドシート
・免責補償制度
・乗り捨て(ワンウェイ)料金
・NOC(ノンオペレーションチャージ)
■ガソリン代
基本料金の中にはあらかじめ給油されているガソリンも含んでいます。返却時に使用した走行距離分のガソリン代を計算してくれる場合や、満タンで返却することをルールとしているレンタカー会社もありますので事前に確認しておきましょう。
レンタカーの費用を安く抑えるテクニック
続いてはレンタカーの費用を抑えるテクニックについて、燃費、ETC、乗り捨てサービスの3点から説明していきます。
■燃費
レンタカーを安く借りる方法は、レンタル料金以外の費用を抑えてトータルの料金を安くすることです。レンタカーを安く借りたい場合、まず、レンタル料金が安いところを探すと思います。
ただレンタル料金が安いレンタカーは、年式の古い中古車になる場合が多いです。古い車はエンジンの性能が劣化するので、燃費が悪くなります。
ここ数年で燃費の性能は上がっており、最新の車と10年前の車を比べると1ℓあたりの燃費は10km、ハイブリットだと約20kmの差が出ることもあります。
■ETC
ETCの利用も重要です。ETCを利用することで、有料道路や高速道路の利用時にスムーズに通行できて便利なだけでなく、ETCによる割引が適用されてお得になるケースもありますので、ぜひ利用しましょう!
■乗り捨てサービス
レンタカーには借りる営業所と返す営業所が違ってもOKの「乗り捨てサービス」があります。移動先で乗り捨てられるので非常に便利なサービスですが、格安レンタカー会社は1店舗で営業しているところが多いので、横のつながりはなく、乗り捨てサービスを行っていないところがほとんどです。
安くレンタカーを借りたい方は、乗り捨てサービスはないものとして考えたほうが無難です。同じ営業所へ車を返却することを前提に、旅行の計画を立てておきましょう。
安すぎるレンタカー業者には要注意!
格安レンタカーの安い理由を考えてみましょう。まず、格安レンタカーは営業所が整備工場やガソリンスタンドなどになっています。
これは、ガソリンスタンドなどが副業としてレンタカーを営業しているのです。車両は新車でなく、かなり年季の入った中古車を活用しており、整備や洗車などもガソリンスタンドが行うので、その費用も抑えることができます。
以上の状況もあり、稀にボロボロの車を貸し出しておきながら「傷つけられた」と修理代金を請求してくる悪徳レンタカー会社が存在しますので、注意が必要です。
身近でよく使うレンタカー。今回は、レンタカーを利用する際にかかる費用の内訳、費用を安く抑えるテクニック、そして安すぎるレンタカー業者の注意点について解説してきました。安心、安全に安くレンタカーを選ぶために必要な情報をお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか?きちんと情報を収集して、リーズナブルかつ安心な業者を利用しましょうね。